保全戦略の3世代スタディガイド
ここだけは押さえよう
保全は「壊れてから直す」から「状態を見て先回りする」へ進化してきた
技術士試験では、保全方式の名称だけでなく、どの設備にどの方式を適用するか、 品質・コスト・安全・稼働率へどう効くかを説明できることが重要です。
3つの考え方
事後保全
故障してから修理する方式。重要度が低く、停止影響が小さい設備に向きます。
ポイント: 低コストだが停止リスクが残る時間基準保全(TBM)
一定周期で点検・交換する方式。故障傾向が時間と関係しやすい設備に向きます。
ポイント: 計画しやすいが過剰保全に注意状態基準保全(CBM)
振動・温度・電流などの状態を見て保全する方式。重要設備や停止影響が大きい設備に向きます。
ポイント: データ活用で予兆を捉える試験での整理軸
1
設備の重要度と停止時の影響を整理する。
2
故障パターンが時間依存か、状態変化で捉えられるかを確認する。
3
保全コスト、停止損失、安全リスクのバランスを考える。
4
IoTやセンサーデータを使う場合は、データ品質と運用体制も説明する。
技術士答案での使い方
保全方式は、単に新しい方式がよいと書くのではなく、設備重要度、故障影響、データ取得可否、保全人員の体制に合わせて選定する、と説明すると実務的です。
CHECK
理解度チェック
最後に2問だけ確認しましょう。選択すると、正誤と短い解説が表示されます。